ＥＤ治療薬と常備薬との併用およびED治療薬の発端
前回まではED(勃起不全)の原因である心因性および器質性についてご紹介しました。
しかし、まだED（勃起不全）の世界は深く広くあります。
ED(勃起不全)になった場合にED以外の病気について知る必要がある理由
先日までの器質性や心因性の問題について、学んでいくとED(勃起不全)以外の大きな病気についても深く知る必要がでてきます。
例えば、「糖尿病」や「高血圧」といった器質性のものとED(勃起不全)の関連性は非常に強いものです。
※今回はその症状等は割愛させていただきます。
その糖尿病や高血圧の方がED治療薬を服用すると命の危険性にもさらされる可能性があるのです。
糖尿病や高血圧などを患っている人は、血管強度がもろくなっている場合が多いといわれています。
そのような状態の血管に血流を促す薬を飲んでしまうと、血管が血流に耐え切れず裂けてしまう可能性もあります。
ED(勃起不全)治療薬の歴史からわかる併用禁止の意味
ＥＤ治療薬の「バイアグラ」は元々、狭心症の治療薬として開発が進められてきました。
※狭心症は心臓病の一種です。
その副作用として、男性器の勃起が促されるということが発見されました。
しかし、当の狭心症薬としての効果は弱いものでした。そのため、狭心症としての薬としてではなくＥＤ(勃起不全)治療薬としての研究開発にシフトし、臨床検査で経て、やがてＥＤ治療薬になったのです。
ここで重要な点！
今はED治療薬という認識ですが、もともとは狭心症改善(血液が固まりにくくする作用)を目的としていた。
そのため、単純に勃起を促進させる効果のある薬と思って、他の薬と併用してしまうと思いもよらないような弊害や副作用が出てきます。
常備薬との併用をしたい場合は、確認をした上で併用しましょう。
ED治療薬についての紹介サイトや販売サイトを見ると
たまに、『ED治療薬は糖尿病によるEDにも十分な効果を発揮します。糖尿病の薬との併用も問題ありません。』という記述があります。
１つの病気についての薬は多くあるにもかかわらずなぜそのように言い切れるのでしょうか。
医師に相談しましょう。
バリフを服用したいが何か病気を患っている場合、医師にレビトラ(と同成分)を服用したいのですが….と相談すれば問題ありません。
ジェネリックの種類は多いため、医師も場合によっては把握していません。そのため、３大ED治療薬と呼ばれる『レビトラ』といえばわかるはずです。個人的意見ですが、３大ED治療薬がわからない医師には相談はしないほうがいいでしょう。
バリフはED治療薬であるレビトラと『成分』が同じです。
そのため、効果も同じものが期待でき、併用禁止事項に関しても同じといえます。
違うところといえばバリフはジェネリック医薬品なので『値段』が非常に安いこと
バリフとレビトラの値段に関してはこちらです